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クラウドファンディングへの決意

株式会社ヤマジでは、フェイスシールドをリターンとしたクラウドファンディングをMAKUAKEで2020年4月29日から開始します。

なぜフェイスシールドを製造するのか

フェイスシールドを製造するきっかけになったのは、社員のこんな声でした。

「家に大切な両親が同居している。くしゃみやせきに対しての気づかいを形にできないだろうか。」

そこで何か良いグッズはないかと調べたところ、外からの飛沫を防ぎ目鼻口の粘膜を同時に守る保護具であるフェイスシールドを見つけました。

これならば家庭内でもフェイスシールドを使用すれば、家の中でも大切な家族や自分の体を気づかいながらお互いコミュニケーションがとれると考えました。

最初は家の中。次第に・・・。

いわば家庭内の気づかいを「カタチ」にするというコンセプトで試作を始めた商品だったので需要数も手探り状態でした。そこで予約販売だったら需要が見えるのではと考えました。そしてクラウドファンディングをやろうと考えました。

ニューヨーク大学と世界中のデザイナーがPPEの供給について取り組んでいるプロジェクト「Open Face PPE Project」https://open-face-website.now.sh/のオープンソースが出ているサイトを翻訳しながら、株式会社ヤマジが製造できる仕様に少しだけ改良しながら試作品を作りました。

その様子を、facebookやTwitter、InstagramといったSNSにUPしていきました。色んなご意見もいただきました。しかし次第に意見とともにお問い合わせもいただくようになりました。

前線を懸命に支える人たちがいます

そして日を追うごとに、

「緊急で**個必要になりました。何個発送できますか?」
「ホテルが急遽、軽症者の受け入れ施設になりました。フェイスシールドが緊急で必要です」

もはや問い合わせではなく、自治体や医療現場の悲鳴に近い声が届くようになってきたのです。

休業どうするか。売上どうするかと若干今回の事態に、少しだけ他人事だった株式会社ヤマジは自治体や医療現場の悲鳴に一気に目が覚めます。

ロジスティクスや医療現場の方々、医療現場はもちろん、国民の生活を支えるため、休業できない食料品販売スーパーの店員の皆さんなど前線を懸命に支える人がいて、助けを求める声があったのです。

できるだけ多くの方に、可能な限り早く。

フェイスシールドは、個人保護具(PPE)です。マスクとダブルで使用することで、外の飛沫から目鼻口の粘膜を同時に守ります。

前線を懸命に支える人がいます。しかしその方たちの大切な家族、なにより自分の体を気づかいする「カタチ」=個人保護具(PPE)が全体的にいきわたっているわけではありません。

できるだけ多くの方に、可能な限り早く「カタチ」=個人保護具(PPE)を届ける必要があるのです。

MAKUAKEと相談

MAKUAKEでクラウドファンディングを実施するときは、キュレーターさんがついてくれます。このキュレーターさんは的確にこんななことを言ってくれました。

「今回のフェイスシールドのクラウドファンディングで重要な要素があります。それは必要としている人に、できるだけ早く届けれらるかです。」

その言葉でリターンの方針が決まりました。早く応援いただければ早く届く。これができるなら、できるだけ多くの方に、できるだけ早く届けられる。

このため今回のリターンは、早く応援いただくと、早く届くリターンをご用意しました。

リターンを寄付する

自治体や医療機関の緊急のご要望にお応えしてきた株式会社ヤマジですが、実感としてフェイスシールドである個人保護具(PPE)はまだまだいきわたっていません。

そして特に地元の自治体や、医療機関の「緊急」、「必要」という声は、地元の皆さんでないと気づかないことが多くあります。

そこで家庭で使うより少し多めにリターン品を選んでいただき、自分の手元に届いたら地元の自治体や医療機関にご寄付いただけないでしょうか。また家族に前線を支える方々がおられたらプレゼントしていただけないでしょうか。

株式会社ヤマジの製造したフェイスシールドは、様々な現場でも使用されています。寄付先にもしっかりと使っていただけるのでご安心ください。

さいごに

多くの皆さんの気づかいを「カタチ」にして、前線を支えておられる皆さんのお力になれればと存じます。

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